ドナルド・トランプ次期米大統領が、デンマーク自治領のグリーンランドの所有に意欲を示していることで、デンマークが対応に苦慮している。コペンハーゲンでは、政界トップレベルの緊急会議が今週ずっと開かれており、トランプ発言の衝撃の大きさがうかがえる。
北欧デンマークが国章を変更した。中央部で4つに区分けされたシンボルで、ホッキョクグマとヒツジが目立つようになった。米国のトランプ次期大統領が獲得への意欲を示すデンマーク領グリーンランドなどを強調したデザインと受け取れ、英ガーディアン紙は「米次期政権へ ...
ドナルド・トランプ次期米大統領が、デンマーク領グリーンランドへの関心を強めている。7日には記者会見で、グリーンランド取得のための軍事力や経済力の行使の可能性を否定せず、物議をかもした。ロズ・アトキンス分析担当編集長が背景を解説する。
トランプ次期米大統領が覇権拡大へ野心をむき出しにしている。カナダを51番目の州にし、中米パナマ運河… ...
土地は成長の源にも争いの種にもなります。リゾート開発を目指すプロスキーヤー、外食大手の社長、そして「不動産王」として知られた次期アメリカ大統領。どんな思いや計算で地図を眺めるのでしょうか。(ビジネス報道ユニット長 武類雅典)トランプ氏、グリーンランド ...
トランプ次期米大統領がグリーンランド買収の意思を表す状況をロシアがウクライナ「特別軍事作戦」正当化論理に結びつけている。 ロシア大統領府のペスコフ報道官は9日(現地時間)の記者会見で、トランプ氏がデンマーク領グリーンランドの買収意思を表明したことに関し「状況のやや劇的な展開を綿密に見守っている」と述べたと、タス通信が報じた。
ドナルド・トランプ米次期大統領が、NATO創設メンバーであるデンマークの自治領グリーンランドを獲得したい意向を改めて表明。このままいけば、米大統領就任後にNATOならびに欧州連合(EU)と対立することになるのは間違いない。
Jasper Ward [8日 ロイター] - トランプ次期米大統領が国家安全保障担当の大統領補佐官に起用するマイク・ウォルツ下院議員は8日、デンマーク自治領グリーンランドは米国の国家安全保障にとって重要との見解を示した。
トランプ次期米大統領がデンマーク領グリーンランド購入に意欲を示し、軍事力行使も排除しない構えを見せたことに対し、米国や欧州で反発が広がっている。ブリンケン国務長官は8日、「良い考えではない」と指摘。 ...
18世紀以来、標準的な地図投影法として使われているメルカトル図法では、赤道から離れるほど陸地が大きく歪んで見える。このため、南極大陸やグリーンランドは実際よりも大きく見え、特にグリーンランドは多くの地図でアフリカとほぼ同じ大きさに描かれている。しかし ...
トランプ次期大統領はかねてより、デンマークの自治領であるグリーンランドの購入とパナマ運河の米国への返還の重要性を主張してきた。トランプ氏は1月7日の記者会見で、双方の獲得に向けて軍事・経済力を行使しないと保証できるかと問われ、「それを約束するつもりはない」と明言した。軍事的行動の可能性を明確に否定しなかったのである。 さらに、北極圏の地政学的な要衝であるグリーンランドについて「国家安全保障の観点 ...
グリーンランドは米中露が覇権争いをする北極圏に位置する。北極圏ではロシア軍が多数の基地を持ち、中国が資源活用を狙って活動を拡大。露中両軍がアラスカ周辺で共同作戦をするなど米国への威圧も強めている。