第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞した真藤順丈による小説「宝島」を、 『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が、妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太出演で映画化する『宝島』の公開日が、9月19日に決定した。併せて、ティザービジュアル第2弾が披露された。

妻夫木聡が主演を務める映画『宝島』の公開日が9月19日(金) に決定した。 本作は、第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞した真藤順丈による同名小説を原作とした実写映画。戦後沖縄を舞台に、全てが失われ、混沌とした時代を全力で駆け抜けた‟戦果アギヤー“と呼ばれる若者たちの姿を壮大なスケールで描く。妻夫木のほか、共演には広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太が名を連ねた。 沖縄戦

真藤順丈の同名小説を原作とした『宝島』は、1952年、沖縄がアメリカだった時代を舞台に、米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちの姿を描いた作品。幼なじみのオン、グスク、ヤマコ、レイはいつか「でっかい戦果」を上げることを夢見ていたが、すべてを懸けて臨んだある襲撃の夜、「予定外の戦果」を手に入れたオンは突然消息を絶ち、残された3人はやがて警察官、小学校の先生、ヤクザになり、それぞれの想いを胸に憧れの存在オンの失踪の謎を追うというあらすじだ。