フランスのマクロン大統領が5日、米国に代わって同国が欧州のパートナー諸国に「核の傘」を提供する方針を示したことについて、スウェーデンやデンマークなどの首脳から好意的に受け止める声が聞かれた。ただ欧州は長年、米国の核抑止力に依存してきただけに指導者の間 ...
フランスの核兵器による抑止力、いわゆる「核の傘」をヨーロッパ各国に広げるかどうかについて、マクロン大統領は今年前半までに確認する考えを示しました。
【パリ=北松円香】フランスのマクロン大統領は5日、フランスが保有する核兵器による抑止力の対象を欧州の同盟国に広げるための議論に入るとの意向を表明した。仏国民に向けたロシアのウクライナ侵略や防衛強化に関するテレビ演説で語った。核抑止力の対象拡大は3月初 ...
結局のところ、シャルル・ド・ゴール氏は正しかった。 1960年代に、ド・ゴール氏はフランスの大統領として、同国の戦略的独立政策を打ち出した。
「核なき世界」の実現に向けた核兵器禁止条約の第3回締約国会議が、3日(日本時間4日)から米ニューヨークの国連本部で5日間の日程で開かれる。条約の規範や価値を広めて核兵器に依存する国を巻き込む「普遍化」の方策や、核実験による被害者の支援と環境回復に向け ...
【ウィーン=田中孝幸】ロシアの脅威にさらされる欧州が米国に頼らない独自の防衛策を探り始めた。トランプ米政権がウクライナに侵略するロシアに融和的な姿勢を鮮明にしているためで、フランスの核戦力を使って欧州全域を守る構想も浮上する。(関連記事を総合2面に) ...
フランスのマクロン大統領が、「核の傘」をヨーロッパに広げる議論に入ると発言したことに対し、被爆者らから憤りの声が上がっています。 【映像】日本被団協・和田征子さんらの声 ...
カナダの次期首相を目指す政治家が、イギリス、フランスとの関係強化を提案した。両国はNATO同盟国で核兵器を保有しており、ドナルド・トランプ米大統領の潜在的な脅威からカナダを守るための抑止力になり得ると主張している。
【ニューヨーク=洞口昇幸】米ニューヨークの国連本部で開かれていた核兵器禁止条約第3回締約国会議は7日、核抑止力論を批判し、核兵器の廃絶が「世界の安全保障と人類の生存にとって必須である」と強調する宣言を採択( 抜粋 )して閉幕しました。
米ニューヨークの国連本部で3日に始まった核兵器禁止条約の第3回締約国会議が閉幕した。最終日の7日には「不安定化する世界情勢のなか、核兵器なき世界への決意を強化する」との政治宣言が採択された。