コンゴで戦闘、900人死亡 反政府勢力「人道上の理由」で一方的に ...
【カイロ=佐藤貴生】アフリカのコンゴ(旧ザイール)で1月以降、反政府勢力「3月23日運動(M23)」と政府軍の戦闘が激化し、英BBC放送(電子版)によると東部の最大都市ゴマ周辺で少なくとも900人が死亡した。M23は3日に声明を出し、「人道上の理由」で4日から停戦すると一方的に表明した。 政府の対応など先行きは不透明で、戦闘が収束するかは見通せない。コンゴの東部は、金や携帯電話に使われるタンタルなどの鉱物資源の埋蔵量が豊富で、武装勢力や周辺国を巻き込んで紛争が続いてきた。