インテル コーポレーションは本日、同社取締役会が半導体業界で豊富な経験と実績を持つテクノロジーリーダーであるリップブー・タン（Lip-Bu Tan）氏を3月18日付で最高経営責任者（CEO）に任命することを発表しました。同氏は、暫定共同CEOであるデビッド・ジンズナー（David Zinsner）とミシェル・ジョンストン・ホルトハウス（Michelle Johnston Holthaus）の後任となります。タン氏は、2024年8月に退任したインテルの取締役会にも復帰する予定です。

経営不振が続くアメリカの大手半導体メーカー、インテルは新たなCEOに元取締役で、半導体の関連企業で長年経営に携わってきたリップブー・タン氏が就任すると発表し、経営の立て直しを目指すことになります。 インテルは、主力としてきたパソコン向け製品の低迷に加え、AI＝人工知能向けの半導体をめぐる開発競争の激化で最終赤字が続き、去年12月にはCEOを務めていたパット・ゲルシンガー氏が退任に追い込まれました。

[１２日 ロイター] - 業績不振と株価低迷に陥っている米半導体大手インテル(INTC.O), opens new tabは１２日、元取締役のリップ・ブー・タン氏を新たな最高経営責任者（ＣＥＯ）に指名した。１８日付で就任する。 正式なＣＥＯの席は、前任のパット・ゲルシンガー氏が辞任した後３カ月余り空いたままだった。 タン氏は半導体業界を２０年以上も経験したベテランで、昨年までインテルの取締役だった