睡眠時間や睡眠の質はアスリートにとって、回復や怪我のリスク、パフォーマンスに影響するため、正しい評価とそれに基づく自己管理が重要とされる。しかし、本人が自覚している睡眠時間や睡眠の質は当てにならないという研究結果が報告された。アスリート対象 ...
イングランドのプロサッカーリーグ、プレミアリーグの現役選手が試合に臨む前、および試合中に摂取する、炭水化物、水分、カフェインを調査した結果が報告された。選手の多くが欧州サッカー連盟(UEFA)の推奨する炭水化物摂取量を満たしていないことなど ...
2023年2月にスタートした、味の素株式会社と一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)による「プロのためのアミノ酸実践講座」。2023年12月に開催されたその第3回セミナーのレビュー記事が、Webサイト「あじこらぼ」で公開されました。
アスリートが利用しているサプリメントが、アスリートの性格特性によって異なるとする研究論文を紹介する。ポーランド国内のトップリーグでプレーしている団体競技男性アスリートを対象とする研究で、誠実性の高いアスリートはクレアチンの利用率が高いことな ...
中等強度のランニングによって、脳の海馬の体積が変化するというデータが報告された。海馬は記憶や感情の調節にかかわる脳領域であり、本研究ではランニング介入後に抑うつレベルの低下も観察されたという。 運動による抑うつの改善と海馬体積の関係性 スポ ...
クルクミンによる運動誘発性筋損傷の軽減効果に関するシステマティックレビューの結果が報告された。その効果はさまざまな因子に左右されるが、摂取タイミングは運動後が良い可能性があることなどが述べられている。 日常的にトレーニングを行っている人を対 ...
ホエイプロテインサプリメントが心臓の健康にも良いことを示唆するデータが報告された。システマティックレビューとメタ解析の結果、脂質関連指標に有意な保護的効果が認められ、50未満や身体活動介入を並行して行った場合は、より有効性が高い可能性も示さ ...
米国国民健康栄養調査の大規模データを解析した研究から、野菜や果物の摂取量の多い人にはフレイルが少ないという関連のあることが報告された。ただし、果物のうち果汁(フルーツジュース)の摂取量は、中年期以降の場合この関連が非有意であり、一方、野菜に ...
国際スポーツ栄養学会の「Journal of the International Society of Sports Nutrition」に、「クレアチンサプリメントに関する一般的な質問と誤解(Common questions and mi ...
カフェインのエルゴジェニック効果に関する新たなエビデンスが報告された。スペイン国内で12位以内に入るハイレベルの投擲選手を対象とする研究で、3mg/kgのカフェイン摂取がパフォーマンスを向上させたという。 投擲競技におけるカフェイン摂取のエ ...
摂食障害を自覚しているSNS利用者の投稿を基に、本人が摂食障害の原因をどのように認識しているかを解析した結果が中国から報告された。対象の多くが何らかの原因を認識しており、ボディ・イメージ関連が7~8割を占め、そのほかにもスポーツ関連が約1割 ...
競技会参加レベルのアマチュアランナーは、週のランニング量が5km以下程度の運動習慣をもつ人に比べて、腸内細菌の多様性が高いという研究結果が報告された。また、VO2maxや疲労困憊に至るまでの時間と相関のある腸内細菌も明らかになった。イスラエ ...