上小阿仁村の3月定例議会は13日、本会議を再開し、2025年度一般会計当初予算案と村営アパートの建設に伴う村営単独住宅の設置・管理条例案を賛成少数で否決した。他31件は可決、追加提出した人事案に同意し閉会した。村は年度内に臨時議会を開き、再び一般会計 ...
2025年度県公立高校入試1次募集の合格発表が13日、各校で行われた。北鹿5校はいずれも午後4時に発表され、受験生や保護者、教員らが見守った。志望校への合格を果たした受験生たちは喜びの声を上げ、それぞれの新たな一歩を踏み出した。
大館市の3月定例議会は13日、前日に続いて2常任委員会が総括質疑を行った。厚生委(田村儀光委員長)では本年度病院事業の資金不足比率が悪化する見込みについて質問があり、石田健佑市長は「扇田病院の病床維持は厳しい」とした上で、「一般会計から繰り入れか無床診療所化、または撤退して別の地域医療の在り方検討を議論しなければならない」と危機感を示した。
大館市教育委員会は、本年度の教育視察の受け入れ実績をまとめた。来訪したのは25都道府県の46団体、770人に上った。1100人超だった前年度には及ばなかったものの、堅調に推移した。高橋善之教育長によると、本年度で47都道府県からの来市を達成したという ...
小坂町の細越満町長は12日の定例会見で松竹大歌舞伎特別公演が11月2、3の2日間、明治の芝居小屋・康楽館で開催されることが決まったと発表した。「役者は夏ごろに正式発表される。当代きっての人気役者による迫真の演技を楽しんでほしい」と期待を込めた。
任期満了に伴う知事選は、20日の告示まで1週間となった。現職の佐竹敬久知事(77)が今季限りで退任するため、16年ぶりに新しい県政のトップを選ぶ選挙となる。いずれも無所属の新人3人が立候補を表明し、このほか70代男性が出馬を検討している。候補予定者は ...
大館市は、来年度から民間の力で道路や河川の維持管理業務を効率化する「包括的民間委託」を、田代・下川沿・片山地区などを含む大館西地域で実施する予定だ。公園樹木の剪定(せんてい)のほか、農林道の路面補修を加えて業務の幅を広げる。佐藤建設(佐藤志津子社長)を代表とする共同企業体と、今月下旬までに3年間の契約を結ぶ。26年度からは大館東地域(仮称)への拡大を検討し、市全域で進めたい考え。
地域主体の新たな観光推進を考える「観光地域づくりワークショップ(WS)」が11日、北秋田市の北欧の杜公園パークセンターで開かれた。市が3カ年事業として実施してきた最終年度の最終回。WSで提案、企画し、本年度から本格的に販売を開始したタクシーツアーや屋外サウナ提供の取り組み状況を報告。来年度以降は4月に法人化を予定している「北秋田まちづくり観光協会(現・市観光物産協会)」がWSの取り組みを引き継ぐ予 ...
大館市釈迦内の桶樽製造業「日樽」の職人、髙松祐夫さん(48)と虻川裕介さん(43)が、秋田杉桶樽(おけたる)の「伝統工芸士・総合部門」に新たに認定された。試験合格者が出たのは2017年度以来、7年ぶりで、秋田杉桶樽の伝統工芸士は10日現在、現役が4人となった。
日本相撲協会は大相撲春場所初日の9日、新弟子検査の合格者を発表し、鹿角市出身の石井凰獅(おうし)ら34人全員が合格した。石井は、北秋田市出身の押尾川親方(元関脇豪風)率いる押尾川部屋に入門。しこ名は風凰花(かぜおうか)に決まった。春場所第2日の10日 ...
議会解散に伴う鹿角市議選は9日、投票が行われ、即日開票の結果、新議員18人の顔触れが決まった。前職13人、元職1人、新人10人の計24人が6人超過の混戦を展開。新人は女性3人を含む7人が初当選し、上位4人までを占める躍進をみせた。前職は11人が当選し ...
国土交通省が推進する「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)」の実施手法検討会委員で、東大大学院工学系研究科の堀田昌英教授が9、10の両日、モデル地域の大館市で現地調査を行った。石田健佑市長とも面談し、「民間との連携で新しい技術を積極的に試すな ...