インフルエンザの急速な感染拡大に伴い、抗インフルエンザウイルス薬の出荷制限が相次いでいる。1月8日に沢井製薬がオセルタミビルの供給一時停止を公表、翌9日に中外製薬がタミフル、塩野義製薬がゾフルーザの限定出荷をそれぞれ発表した。中外製薬は「一部の抗インフルエンザウイルス剤が品薄となっている影響により、需要が想定を大幅に上回っている」、塩野義製薬は「一部の抗インフルエンザウイルス剤の供給制限の影響もあ ...
昨年12月に予定を前倒しして終了した東京都のポイント還元キャンペーン。「もう一度やってほしい」と思っている人も多いことでしょう。実は自治体のキャンペーンでも旅行分野に関するものは今でも全国各地で行われているのです。ご存じでしたか?旅行に行くならぜひ使ってほしい各地のキャンペーンを紹介しましょう。
厚生労働省老健局は1月9日、介護や福祉サービスなどのあり方を議論する「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方検討会」(座長:野口晴子・早稲田大学政治経済学術院教授)の第1回検討会を開催した(資料は厚労省のホームページ)。
外科の世界ではイラストを用いた手術記録(オペレコ)が重要とされています。欧米諸国ではオペレコが文章のみで構成されることが多いのに対し、日本では文章+イラストというスタイルが主流、これは世界に誇れる伝統なのだとか。最近ではデジタル化も進むなど、現代の技術も取り入れ進化しています。今回は、自作のオペレコを集めた医師のInstagram投稿に注目しました。
――新病院の4つの柱の一つが「医療水準の向上」、つまり旧病院が抱える問題解決ということ。  沖縄県にある大学病院は、琉球大のみ。災害時や緊急時に、隣県から応援医師が陸路で駆け付けることはできません。救急医療、高度な医療、そして災害医療の体制充実は、沖縄県の医療の「最後の砦」として重要なミッションです。
近年の医療技術の発展により、がん患者の長期生存が可能になってきた一方で、抗がん薬や放射線治療による心機能障害が問題となっている。そんな中、2017年10月に日本腫瘍循環器学会が設立され、2023年春には日本臨床腫瘍学会、日本腫瘍循環器学会の共同編集による『Onco-cardiologyガイドライン』が発行された。今、「腫瘍循環器学」という新たな学際領域が注目を浴びていると言えるだろう。
村田教授宛の宅配便を受け取った松田先生。そこではたと気づいた、痛恨のミスとは――限界医局で奮闘する村田教授と、個性豊かな医局員たちの毎日を描く連載「村田教授と愉快な医局員たち」。どうぞお楽しみください。
「東京女子医大事件」の第21回公判が1月9日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれ、小児の手術麻酔や集中治療管理の経験豊富な都内大学の麻酔科名誉教授は、本件で添付文書上「小児の集中治療における人工呼吸管理の鎮静には禁忌」であるプロポフォールが長時間にわたって使われたことについて「驚きを禁じ得ない」と証言した。プロポフォール注入症候群(PRIS)は、致死的な合併症であるため、早期発見のためのモニタリン ...
医療事故の再発防止を目的に、過去の医療事故情報やヒヤリ・ハット事例(※)から原因や対策を知る「医療事故、ヒヤリ・ハット事例に学ぶ」シリーズ。今回は「胸水の原因精査で穿刺も翌日に呼吸苦、胸部CTで右血胸を確認」の事例を取り上げます。 ※出典:公益財団法人 日本医療機能評価機構の「医療事故情報収集等事業」 ※事例は「血胸」のキーワードが含まれる事例から掲載。
沢井製薬は1月8日、抗インフルエンザウイルス剤『オセルタミビルカプセル 75mg』と、水に混ぜて飲むドライシロップ型の『オセルタミビル DS3%』の供給を一時停止すると発表した。カプセル型は2月上旬、ドライシロップ型は1月下旬に供給を再開する見込み。オセルタミビルカプセルはインフルエンザ治療薬「タミフル」の後発薬。2024年12月中旬以降のインフルエンザの急激な感染拡大により、需要が想定を大幅に上 ...
2024年分の確定申告を準備する季節になりました。「収入も支出も例年と大きく違わないから、昨年のものを参考に申告書を作成すれいいはず」と考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、2024年分はそうは行きません。定額減税が行われたことから「申告書第一表、第二表」の用紙も2023年分とは異なっているのです。
医療提供体制の全てを一気に再編するのは難しく ――地域で今後の医療提供体制を議論するにあたって、先生ご自身はどんなグランドデザインを描いているのでしょうか。四病院団体協議会は11月27日に「2040年に求められる医療機関機能について」を公表しています。