メタ(Meta)のザッカーバーグCEOがファクトチェック廃止を表明したことが注目されている。政府やメディアからの圧力による措置だったと主張するが、第2次トランプ政権に取り入ろうとする試み以上のものではないように思える。
メタ・プラットフォームズCEOのマーク・ザッカーバーグは1月7日、「検閲」と批判されてきたコンテンツ管理の方針を大きく転換した。発表のなかでザッカーバーグは、かつて自分を批判した右派と同じような言葉づかいを取り入れていた。
信頼できる情報源によるファクトチェックは「コミュニティノート」に置き換えられることになった。これは、投稿内容の真偽についてほかのユーザーが異なる見解を提示するという、クラウドソース型の手法だ。この方法は2018年当時、ザッカーバーグがわたしに「十分で ...
メタのザッカーバーグCEO(左)はトランプ氏(中央)が大統領に就く直前に、カプラン氏の起用を決めたメタがトランプ米政権に急接近している。SNS投稿の信頼性を第三者が評価するファクトチェック機能を米国で廃止し、DEI(多様性、公平性、包摂性)の実現を目 ...
2025年1月8日、MetaはFacebookでの誤情報拡散を防止するために2016年に設立した独立機関によるファクトチェックをやめ、X (旧Twitter)と同じようなコミュニティノートに移行すると発表しました。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOはファクトチェックを廃止する理由を「表現の自由と、プラットフォーム上で人々に声 ...
偽情報や中傷の拡散が、信条の異なるユーザーの対立を煽(あお)り、米国社会の分断を深めてきた。ファクトチェックは公共性の高いSNSに不可欠な機能である。メタの決定に唐突感は否めず、首をかしげざるをえない。
FacebookなどのMeta製プラットフォームに、投稿の真実性をユーザー間で評価できる「コミュニティノート」が追加されることが2025年1月7日に発表されました。このコミュニティノートについて、「Metaに金銭を支払って表示する広告ポスト」には適用 ...
アメリカでは今週、トランプ大統領の就任式が行なわれた。まさか復活することはないと思われたトランプ氏が再び政権の座に返り咲いた。それについてはさまざまな見方があるが、確実なのはアメリカの国民がかつてないほど深刻に分断されているということだ。
米ワシントンで1月20日に開かれたドナルド・トランプ大統領の就任式には、保有資産の合計が1兆2000億ドル(約186兆円)に達する著名なビリオネアたちが出席した。その中には、世界の上位5人の富豪のうちの4人が含まれており、その多くがビジネス ...
トランプ米大統領の20日の就任式に、グーグルやアマゾンなど「GAFA」と呼ばれる米IT大手首脳がそろって出席した。前政権で関係が悪化した企業もあるが、大統領返り咲きを受け米経済界の「トランプ詣で」の動きが鮮明となっている。
ここで活躍するのがオールドメディアです。しかし伝統的に情報を伝える役割を担い、ジャーナリズムのルールとメディア倫理に従って活動する既存メディアは、経済的にもそれ以外でも苦しい立場に置かれています。公共・民間メディア企業に対する信頼も世界中で低下傾向に ...
【ダボス(スイス東部)=北松円香】仏紙ルモンドは20日、米起業家イーロン・マスク氏が率いるX(旧ツイッター)への投稿をやめると発表した。トランプ米大統領とマスク氏やメタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の連携が「信頼できる情報への自由な ...