本年度米アカデミー賞6部門にノミネートされた「ANORA アノーラ」。監督のショーン・ベイカーが「巨匠として敬愛している」という監督・是枝裕和と交わした対話とは──。AERA 2025年3月3日号より。
是枝裕和:あまり「映画で何ができるか」を考え始める時代はよくないと思うんです。いま大学で映像を教えていると「これを作ることでどういうメリットがあったんですか」「何か福祉などの法律が変わったんですか」と聞いてくる学生がいるんですよ。そうでないと映画の意 ...
2023年に公開された同作は、是枝裕和監督がメガホンを取り、脚本を坂元裕二が手掛けた作品。音楽は坂本龍一が担当している。『第76回カンヌ国際映画祭』で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞したほか、『第47回日本アカデミー賞』で安藤サクラが最優秀主演女優賞に ...
台湾のイラストレーター兼漫画家の高妍(ガオイェン)といえば、2022年に刊行された『緑の歌―収集群風―』(上・下)の高評価が記憶に新しいところだろう。そんな高の最新作『隙間』の1・2巻が、先ごろKADOKAWAより同時発売された。
生粋のパリジェンヌとして、フィガロジャポンが創刊時からアイコンとしてきたカトリーヌ・ドヌーヴ。1964年公開の『シェルブールの雨傘』で世界的スターの座をつかんで以来、トップ女優の地位を不動のものにしてきた。代表作は数え切れず、『昼顔』(67年)、『悲 ...
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現代の韓国社会を舞台に、生まれ育った場所で生きづらさを感じる女性が人生を模索する姿を描いた、映画「ケナは韓国が嫌いで」がいよいよ明日3月7日(金)より全国順次公開を迎える。
日本映画界にオーディション文化が根付いてないことや、制作費の低予算化によって人気を博した「ワークショップ映画」。それらは映画監督が「講師」を務め、応募してきた俳優が「生徒」として参加するケースが多く、監督やプロデューサーは“選ぶ側”であり、俳優は“選 ...
映画製作関連のワークショップは映画監督を目指す人や、俳優が演技を学べる場として人気が高い。一時は予算100万円以下で作られる“超低予算ワークショップ映画”が隆盛を迎えた。俳優や業界志望の参加者たちは受講料を払い「監督やプロデューサーと知り合いになれる ...
現在、金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)で主人公・山下 心 こ 麦 むぎ ...
ダイバーシティが進む映像業界において、“日本”をテーマにした作品が注目を集めている。映画やドラマにおいて、日本の魅力はどこにあり、日本の才能は世界でどう開花するのだろう? 世界と日本を繋ぐ鍵として多くの女性が活躍している中、グローバルな視点を持つ3人 ...