中国でのコーヒー豆産地である雲南省保山市で、コーヒー豆の生産から販売まで手掛ける動きが活発だ。農園の中にホテルをつくり、観光と文化発信を融合させた施設が人気だ。国産のコーヒー豆は、欧米や日本に多く輸出されてきたが、中国での需要増加に伴い「保山ブランド」として打ち出そうとしている。高速鉄道の保山駅から1時間半ほど車を走らせると、高さ2メートルほどの深緑の葉の隙間に緑や赤の実がなるコーヒー豆の木が ...