1747ccのDOHC 4気筒エンジンは、130psしか発揮しないものの、車重は1056kgと軽量。可変式の吸気システムとバルブシステムを採用し、幅広い回転域で優れたパワーを発揮した。0-97km/h加速は8.6秒、最高速度は189km/hに届いた。
発売は1965年で、1976年まで生産され、販売数は13万4000台以上。後期型のフルビア・クーペ 3(シリーズ3)は、フィアットエンジン搭載のランチアへ否定的なブランドファンを、受け止める役目を担った。