福井県の中小企業による価格転嫁がコスト上昇分の4割に満たないことが福井商工会議所の調査でわかった。半数近くの企業が価格転嫁の割合は3割未満にとどまると回答している。価格転嫁の割合は前年同期と比較して「横ばい」とする回答が6割を超えており、値上げによる買い控えなどを警戒する企業も目立つ。同商議所は2024年11〜12月に会員の小規模事業者を中心に調査を実施し、約400社から回答を得た。23年の同 ...