公明党が実現を目指す選択的夫婦別姓について、石破茂総理はかねてから前向きな姿勢を示してきた。参院選で勝つためには公明党との協力が必須だが、強行すれば高市早苗前経済安保相らに代表される自民党内保守派の反発は必至で、選挙前に“石破降ろし”の政局となりかね ...
どんなに強権を発動してメディアを抑えようとしても、足元が崩れ始めている。中国社会の変化の大きさは権力側の想像を超える。 湖南省の「××報」が二ページを使って特集した「強盗 ...
かつてのカラバフ汗国の首都シュシャは、アゼルバイジャンが領土の相当部分を奪還する2020年の第2次紛争で戦略的要所に位置付けられた。現在、帰還者を中心に約1000人が住むという。第1次紛争期の1990年代前半に親がこの地を逃れた後に生まれた「シュシャ ...
演説で「神」を語る大統領、「アラー、アクバル」を叫ぶテロリスト。世界各地で同時に進む「宗教への回帰」が、国際情勢を読み解く鍵となる。なぜ宗教は政治の場に再び登場したのか ...
メコン川の流域開発が進んでいる。気前よく資金を提供する中国だが、上流のダム計画など悪評も数多く……。[バンコク発 ...
独裁国家がたった二カ月で施策の失敗を認めたのは前例がない。しかも、その施策に国家の浮沈を賭けていただけに――。 「私は、わが人民がまだトウモロコシ飯を食べていることに一番胸 ...
アゼルバイジャン-アルメニア間で1990年代から続いたナゴルノ・カラバフを巡る対立は、アルメニア系住民が実効支配する「共和国」をアゼルバイジャンが軍事制圧した2023年秋から新たな局面に入っている。ただし、両国の和平条約はいまだに締結されていない。ア ...
冷戦期の米ソにとって、国家の命運を左右する情報の筆頭格は互いの核戦力状況でした。1950年代後半の米政府はソ連が大量の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を配備していると誤認し、ミサイル技術の遅れが致命傷になりかねないと危機感を募らせました。いわゆる「ミサ ...
「シルク・ハットをかぶった番人が、いつもいかめしい制服姿で立っていて、いかにもビクトリア王朝時代をしのばせる。その横丁の中で、一番大きいと思われる建物は、ソ連の大使館で ...
「またか、と言う思いですね。僕はJリーグが始まる前年の1992年に来日し、日本のサッカーが強くなることを願って仕事をしていますが、残念ながらこの国から暴力監督がいなくなることは ...
あの与謝野経財相も認めざるをえなくなった埋蔵金の存在。財務省はあの手この手で仕舞い込もうと策を弄するが ...
中国では古来、宗教集団の反乱が時の権力を根底から揺るがした事例が多い。二世紀に起きた「黄巾の乱」は後漢の滅亡につながったし、十九世紀には洪秀全の率いる宗教結社が「太平天国 ...